コトラーのマーケティング・コンセプトという本を読みました。
読んでいる中で自分の心に刺さった言葉を備忘録として書いておきます。
顧客に関して、企業は何を目指すべきであろうか。
「自分が買い手だったら、このように売って欲しいと思う方法で顧客にものを売れ」
というマーケティングの黄金率に従うことである。
「顧客を引き止める最善の方法は、どうすればより安価により多くのものを提供できるかを常に考え続けることだ」
マーケティングの考え方は、1回の取引から得られる利益を最大化させる発送から、1つのリレーションシップから得られる利益を最大化させる発想へと移行しつつある。
厄介な顧客は料金の引き上げか、サービスの削減、もしくはその両方を通達すればよい。
離れていった顧客はいずれ競合他社に打撃を与えてくれるだろう。
「コモディティなどというのは存在しない。」
「死んだ鶏の肉が差別化できるおだから、どんなものでも差別化できる」
「差別的特徴か、さもなくば消滅か」
「大切なのは、類似点の改良ではなく、意味のある違い」を確立することだ。
「自ら事業を起こすということは、他人のために週40時間働かずに住む代わりに週80時間働くことに他ならない。」
マーケティングに関して、今まであまり興味がわかなかったのでこういった本は読んだことがなかったですが、コトラーの本は面白いですね。
ただエンジニアの自分がマーケティングの知識をどう生かしていくか・どう行動するかというのはまだイメージできていません。

- 作者: フィリップ・コトラー,恩藏直人,大川修二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2003/05/02
- メディア: 単行本
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