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最近買ったおすすめの絵本ベスト5冊を選んでみた

「コんガらガっちの絵本」を買ったみた

先日本屋さんで、

「コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本」

を買ってみました。

コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本

コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本

早速子供たちと一緒に読んでみましたが、この絵本はとても面白い本でした。
この本は「絵本」というより「一緒に遊ぶおもちゃ」という感じです。
おもちゃと言っても付録がついているとかそういう意味ではなく、絵本に出てくる道をゆびでなぞって遊ぶ迷路のような形になっています。

迷路やしりとり・すごろくの形式で道を辿っていく形でページが進んでいき、場合によっては元のページに戻ることもあります。
ピタゴラスイッチを作られている方が書かれた本のようですので、読んでみてよく考えられているなぁという印象を受けました。

うちの子供たちはすごろくや迷路が好きなので、大喜びで遊んでいました。

コんガらガっちの絵本はシリーズになっていて、他にも何冊か出ているようです。
本を買ったジュンク堂では、サンプル用の本で「コんガらガっち ぬきあしさしあし すすめ!」の本もおいてあり、こっちの方も面白かったです。

コんガらガっち ぬきあしさしあし すすめ!の本

コんガらガっち ぬきあしさしあし すすめ!の本

「コんガらガっち」を知ったきっかけ

「コんガらガっち」のことは最近まで知らなくて、Twitterで育て上げネットの工藤さんのツイートを見て知りました。


工藤さんも書かれている通り、子供に本を読んであげるというのは、意外と体力のいるものです。

疲れて帰った日なんかには

「本読んでよ~!」

とせがまれても、そんな元気がなくて

「疲れてるから無理!また明日な!」

ってなることがよくあります。

工藤さんの書かれているように、こういう「遊べるタイプの絵本」であれば文章が少ないのでそういうときでも一緒になってページをめくるだけで子供達が喜んでくれるのでいいですね!

絵本は読んであげることも大切ですが、その時その場で子供達と一緒になって感情に共感してあげることも大切だと思います。その面ではこの絵本は大人の負担が少ないまま一緒に共感してあげられるのでとてもメリットのある本だと感じました。

最近の絵本は楽しい

子供たちに絵本を読んでいて思うのですが、最近の絵本は大人が読んでいても割と楽しめる本がたくさんあります。
文章を読んであげる本はやはり体力に余裕がないと読んであげられませんが、字数が少なくて「絵」の方がメインの本もあったりするので、読んであげる本も日によって色々と変えてあげると良いのかもしれません。

せっかくですので、「こんガらガっち」の本以外にも、買ってみてよかったと思えた本や、子供達が喜んでくれた本をいくつか挙げてきたいと思います。

ママがおばけになっちゃった!

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

  • 読むのにかかる時間の目安:5~10分
  • おすすめの年齢:3~6才

ベストセラーになった有名な絵本ですが、私も電車の広告で見つけて実際買ってみました。

タイトルの通り、お母さんが交通事故で亡くなってしまい、お化けになって子供のもとに帰ってくるというお話です。
涙なしには読めない感動する話ですがうちの小さい子供達(5~3才)はまだよく分からないのか、泣いたりはしていませんでした。
ですが、人が死ぬということを教えてあげるきっかけになるいい本だと思いました。
人は死んだらもう会えなくなるんだよということはこの本を通して説明してあげると、さすがに寂しいという気持ちになったり、道路に飛び出したらだめだよというような安全に関する注意をより理解して受け止めてくれるようになった気がします。

ねぇ、どれがいい?

ねえ、どれがいい? (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ねえ、どれがいい? (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 読むのにかかる時間の目安:5分
  • おすすめの年齢:3~6才

この本はとてもユーモラスな絵本です。どっちの選択肢がいいか本の中で聞かれるので、自分はどっちがいいと思うかを選ぶ本です。
質問の答えを大人も一緒に考えれるので、最後まで退屈せずに楽しめます。

おすすめの楽しみ方として、質問に対する「自分の答え」と「子供の答え」を「答え合わせ」して、お互いにどうしてそう思ったか話す時間が楽しいです。
意外と答えが一致しないことが多くて感性や性格、考え方の違いを知ることができ面白いです。

こういった「質問に答える」→「理由を話す」というのは人とのコミュニケ―ションの基本にもなりますので、子供にとっていい練習になるんじゃないかなと思います。

どんな質問をされるかは読んでみてのお楽しみです♪

からすのパン屋さん

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

  • 読むのにかかる時間の目安:5~10分
  • おすすめの年齢:3~6才

この本は私が子供の頃に母親やおばあちゃんに読んでもらっていた本でよく覚えている本です。自分の子供にも読んであげたくて買ってあげました。
幼稚園や小学校の図書館にもよく置かれているので、図書館で借りることもできそうです。
かこさとしさんは有名な方なので、私が子供の頃も小学校にたくさん絵本がありました。
著者のかこさとしさんのあとがきにも書かれていますが、いろんなカラスが本の中に書かれているので、どんなカラスがいるかみつけながら読むと楽しい絵本です。

からすの○○シリーズも何冊か絵本が出ています。

文章・ストーリーがそれなりにありますので幼稚園くらいの子供が対象になるのかなと思います。

はらぺこあおむし

  • 読むのにかかる時間の目安:5分
  • おすすめの年齢:2~4才

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

世界的に有名なエリック=カールの本です。
絵がきれいなのと文章は少な目なので小さい子供でも雰囲気を楽しめると思います。
エリックカールは他にもたくさん面白い本を書かれています。
どの本にもひと工夫されており、「コんガらガっち」のような「遊ぶ絵本」に近い感じです。

みんなであなたをまっていた

みんなであなたをまっていた

みんなであなたをまっていた

  • 読むのにかかる時間の目安:5分
  • おすすめの年齢:3~5才(下にあかちゃんができたとき)

ウサギの家族にあかちゃんが生まれてくるはなしです。下にあかちゃんがうまれたとき(お腹にできたとき)に上の子に読んであげるといい本だと思います。
下に子供ができるとどうしても上の子供は嫉妬して、わがままになったりしがちですが、うちの子供達はこういった赤ちゃんに関する本を何冊か読んであげてたのがよかったのか、下の子にすごくやさしく接してくれています。
絵本を読むのもそうですが、しっかり甘えさせてあげるのがいいみたいですね。
この本はページ数はそんなに多くないので小さめの子でも読み聞かせをしてあげる分には大丈夫じゃないかなと思います。

絵本という差別化商品

最近の絵本は良く考えられていて、読んでいて大人も楽しい本が多いですが、絵本というものをビジネスとして考えてみると、書籍の中でも「絵本」というジャンルは、他の書籍と違って、差別化されたおもしろいジャンルだなと思いました。

「絵本」というジャンルの特徴として、

  • 他の書籍と違って「情報」を売っているのではなく、子供に読んであげるという「体験」を売っている
  • 絵本なので当然「絵」を伴うので「活字」だけの本と比べて付加価値をつけやすい
  • 電子書籍化できない(もしくは電子化が難しい)
  • 他の書籍と異なり、プレゼントとしても使える

といった特徴が思いつきます。

実際、子供を持つ親としては「内容がよくて面白い本」「子供のためになりそうな本」であることを絵本に期待しますし、買う前の時点で値段をあまり気にして絵本を買ったことはありません。

さすがに1冊3000円を超えると、
「うーん、ちょっと高いかな・・・」
と躊躇しますが、たまにしか買わないと思うとついつい買ってあげたくなります。

書籍において、活字離れ・電子書籍化が進むなかで、絵本というのは、「付加価値をつけて、値段にこだわらず内容で勝負できる」数少ないジャンルの一つではないかなと思いました。

絵本作家の方々がこれからも楽しい絵本・子供と大人も元気になれる絵本等をどんどん作ってくれればと思います。

絵本はだいたい1冊1000円~2000円程度しますが、たくさん買うと結構な金額になるので頻繁に買うことはできませんが、子供達にはできるだけたくさんの本に触れてもらって、大好きな1冊を見つけてほしいなと思います。