普段外に持ち運びできる作業用ノートPC としてMacBook Pro Late 2012 を使っていましたが、購入した2014年からちょうど10年が経ったのでMSIの Morden-14-C13M-1501JPというMSIのノートPCに買い替えました。
MacBook Pro Late 2012はBoot CampでWindows10を入れて実質的にWindowsマシンとして使っていて、大きな不満はなかったのですが、規模の大きなOSSのプロジェクトをビルドするときなどに時間がかかるのが辛いと感じることが多くなってきていたことが理由の1つです。
購入したMordern-14HはCore-i9 メモリ32GB、ストレージはSSD1TBでOSも最初からWindows11 Proがインストールされているという開発者にとってはちょうどよいスペックのモデルです。
まさに自分が欲しかったスペックだったので買ってみましたが、今のところいい感じに使えてますので簡単ですがレビュー記事を書いておきたいと思います。
重さ
計量していませんが本体1.6Kgとのことです。特別軽いわけではありませんが、実際持ってみた感じ今どきの一般的なノートPCの重さだなという印象で、普通に軽いと感じます。
キーボード
Morden-14-C13M-1501JPのキーボードは日本語配列のモデルです。
使っていたMac Book Proと比べて、
- 全体的にキーがすこし右寄りに配置されている(ように感じる)
- キービッチが少し浅い(不満に感じるほどではない)
- 右下のカーソルキー周りのキーが小さい(これは少し不満に感じる)
といった点が気になりますがこれはある意味慣れの問題でもあるのでそのうち気にならなくなると思います。
モニタ
解像度は1920x1200です。モニタ上部にシャッターつきのカメラもついています。
特に違和感を感じる点はありません。
端子・インターフェース類
左側に、
- イヤホンジャックの端子
- USB TypeA x 1
- USB TypeC(PD対応) x1
- 電源アダプタ用端子
後ろ側に、
- RJ45(LANケーブル)
- USB TypeA x2
- HDMI
となっています。
右側には端子類は一切ありません。
ちなみに付属の電源アダプタは少しかさばるのですが、Type-Cの端子はPower Deliveryに対応しているのでType-Cの充電器を使って移動するときは少しでも楽になるようにしています。
性能面
Core i9-13900Hはコア数16、スレッド総数20というとても強力なCPUが搭載されています。
www.intel.co.jp
試しにruby-3.3.5をダウンロードしてビルドしてみました。
CPUのスレッド数に合わせて、make -j 20 してみましたが17秒でビルドが終わりました。./configureの方が時間がかかっています。
make[1]: Leaving directory '/home/miyazaki/ruby-3.3.5' Generating RDoc documentation Parsing sources... 100% [1026/1026] yjit.rb Generating RI format into /home/miyazaki/ruby-3.3.5/.ext/rdoc... Files: 1026 Classes: 1238 ( 296 undocumented) Modules: 229 ( 72 undocumented) Constants: 2383 ( 650 undocumented) Attributes: 1464 ( 249 undocumented) Methods: 12191 (2214 undocumented) Total: 17505 (3481 undocumented) 80.11% documented Elapsed: 17.1s
試しに普段自分が使用しているデスクトップPC(i5-8500、6スレッド、メモリ16GB、SSD:1TB)でもビルドしてみましたが23.6秒かかっていました。
ビルドにかかる時間が短縮されるのはとてもありがたいです。
まとめ
ということでスペック的に申し分ないノートPCを手に入れていまのところ満足しています。
AmazonではMSIの公式から出品されているものを購入しましたが、この商品は人気があるようで、割とすぐに売り切れては入荷待ちの状態になっています。
私もAmazonで購入しようとして数日眺めている間に売り切れてしまい2週間後に入荷されたタイミングですぐに購入しました。
今後も使っていて気づいた点があれば追記していきたいと思います。
追記
2024/09/21
タッチパッドについて
本格的に使い始めましたが、タッチパッドでの操作感が気になりました。
私はタッチパッドは基本的に右手のみで操作していますが、Mac Book Proと比べてタッチパッドが横に広いので、手をあまり動かさずに操作すると左クリックのつもりでタッチしていても右クリックとしての操作になってしまいます。なので左クリック・右クリックに対応する操作をしようとすると手をしっかり動かしてからタッチパッドを操作する必要があります。これは以外と使い辛い点ですね。
発熱について
ノートパソコンなので膝の上に置いて作業をすることが多いですが、今のところ発熱に関する違和感は感じたことがありません。