検索サイトって実は恐ろしい商売なんじゃないだろうか
元記事が消されてしまっているようですが、イラストを無断使用されたので即座に料金をご請求申し上げた件という記事がネットで取り上げられていました。
http://blog.factory70.com/tips-of-design-and-illustration/illegal-use-illustration
記事を読もうと思ってリンクをクリックしたら既に記事は削除されていたのでこの記事の内容は何もわかりませんでしたが、ふと
と疑問に思いました。Googleに限らず検索エンジン全般、もっというとクローラー全般といった方が正しいかもしれません。
Googleの画像検索は基本的にその画像を公開しているURLのリンクになっていますが、元ネタがリンク切れしていても検索結果は見えたりするのでどこかにキャッシュされていると思います。
で、ここで気になるのは
画像をキャッシュして検索結果で表示するのは無断使用にあたらないんだろうか?
ということです。
また権利とかの話とは別に気になることもあって、例えば最近耳にするリベンジポルノとかで当事者間(被害者-加害者)間で話がついてネットに公開されていた画像が削除されたとして、検索結果としてその画像が残っていたらある意味検索エンジンが2次被害を助長していることになりそうです。
他のサイトは消しとんのにお前んところ検索結果がいらんことしたからこんなことなったんじゃゴラァ!
みたいな感じで裁判になったらどうなるんだろう。。。※まぁネットに1度でも挙がって時点でこの世界から削除することは不可能なのですが。
そういう視点で考えると、検索サイトという商売が恐ろしい商売に思えてきました。
よくよく考えると、Googleの検索結果に対しては色々な方面から圧力がかかっていておかしくないはずです。
そう思っていろいろみていたらこんな記事もありました。
labaq.com
検索サイトの検索結果というのは政治や宗教、暴力団、芸能などいろいろな業界の人から(間接的にですが)恨み買う可能性があるんですね。
※上記のイスラムの例は、テロの危険性があったからでしょうか。
例えばGoogleを普通の組織とか団体として考えた場合、なんていうか、Googleで働く人のへの脅迫とか、もっというと不審死とかが多発してもおかしくないような気さえしてくるのですが、そういった事件は耳にしたことはありません。そのこともまたかえって奇妙に思えてきました。
EUでも忘れられる権利というのでGoogleの検索結果が取り上げられているようです。
gigazine.net
Googleが「人から恨みを買う可能性のある商売」をどう運営していくのか、注目しておきたいと思います。