不恰好経営を読んだ
「不格好経営―チームDeNAの挑戦」を読みましたので感想を書いておきたいと思います。
文字も大きく、文章も軽い感じで書かれていたので1日で読み終わりました。
ただし、内容は決して軽くはなかったです。
DeNA創業時のエピソードははっきり言ってありえないとしか思えないようなエピソードばかりでした。
DeNAのような成功している会社でも、苦しい時期があったんだというのがはっきりと伝わって来ました。
創業から4年も赤字が続いたそうですが、南場社長はじめ社員の方々はよく耐えられたなぁという印象です。
タフな人たちが集まっていたんだろうなぁと思いました。
読んでいて思ったのは、DeNAの人たちの仕事量は、世間一般でいう
「ブラック」
に相当するような仕事量だと思います。
※報酬についての情報が無いのでいわゆる「ブラック企業」と比べられませんが。
しかし、社員の皆さんは目標目指してひたすら走っているという意識しかないと思います。自分の置かれている状況を
「ブラック企業で働かされている」
とはきっと思っていないんじゃないかと思います。
もしかしたら報酬がいいからなのかもしれませんが、きっと仕事に対して夢中になるような環境になっているんだと思います。
南場さんは世界的にメジャーな企業になることを目標とされているそうですが、頑張って欲しいと思いました。
- 作者: 南場智子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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