備忘録です。
Linuxディストリビューションを使っていて、現在のカーネルコンフィグレーションを確認したい場合いくつかやり方があるようです。
/boot/config-* を見る方法
cat /boot/config-4.10.0-38-generic
/proc/config.gz を見る方法
zcat /proc/config.gz
カーネルコンフィグレーションを確かめたくなるケース
組み込みLinuxの環境で、システムコールがエラーになり、errno を確かめてみると ENOSYS (38) "Function not implemented" が返ってきていました。
ENOSYSは文字通りシステムコールの機能が実装されていない場合に帰ってきます。実際には該当する機能が実装されていないのではなく、コンフィグレーションで無効化されていることが多いかと思います。その様な場合、コンフィグレーションの状態を確認する必要があります。
ディストリビューションや使用しているLinux環境によっては/boot以下にconfig-*のファイルが配置されていない場合もあるようなので/proc/config.gz を見るが確実なようです。