先日、通信制の帝京大学の理工学部を卒業した記事を書きましたが勉強するうえで参考にした書籍やYouTubeの動画について紹介してみたいと思います。
教科別に指定されている教科書以外でよかった書籍やYouTubeの動画についてまとめてみました。
微分積分
私は数3を履修していなかったので、大学の微分積分はかなりつらかったです。
結局数3の参考書を買って高校の範囲から勉強し直すような感じでした。
高校の範囲の微分積分はYouTubeで家庭教師のトライから出ている微分積分の動画を見て勉強していました。
トライの先生の動画はかなり分かりやすい動画で感謝しています。
離散数学
符号化や群論、RSA暗号など整数論に関する内容を学びます。
無事単位は単位は取れましたが、結局BCH符号をちゃんと理解できないまま終わってしまったので少し悔いが残っています。
暗号化・復号に関しては数学ガールで有名な結城先生の暗号技術入門をパラパラとめくったりしました。
また、RSA暗号に関しては数学の先生をされている古賀さんという方の「合同式とRSA暗号」の動画がとても分かりやすく説明されています。こちらの動画は8回に分けて必要な知識を順番に説明してくださっているのでとても分かりやすかったです。
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電気回路
個人的に電気回路はとても苦労しました。KCL・KVLに関する基本的な問題の他、重ね合わせの理、テブナンの定理など電気回路のいろんな解法を学びました。
授業で指定されている教科書は評判が悪く、課題で指定されている問題には解が一意に定まらない問題もありました。
参考にした書籍では、基本から分かる電気回路がカラーで読みやすかったですが、交流回路を学ぶ際に出てくる式や解き方は書籍によって微妙に違っているため初学者は混乱してしまう可能性がありますので注意が必要です。
論理回路
カルノー図や状態遷移表など論理回路に関して段階的に学ぶ授業でした。
論理回路では複雑な式が出てこないのと、計算機の基礎を学んでいる雰囲気があって自分にとってはとても面白い授業でした。
カルノー図については「プログラマの数学」でも触れられています。
また、必須主項を求める方法についていまいちわからずに調べていた時に、海外の方の説明の動画があって助けられたのを覚えています。
こちらの動画は具体的でとても分かりやすかったです。
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応用数学
応用数学では微分方程式、フーリエ解析、ラプラス変換について学びます。
微分方程式については、教科書で指定されていますが、「やさしく学べる微分方程式」が分かりやすかったです。*1
ラプラス変換・フーリエ変換も石村先生の書籍が分かりやすかったです。
フーリエ解析については、「まんがでわかるフーリエ解析」が分かりやすかったです。
ちなみにこちらの本はポケットサイズの本も出ているので、持ち運びにはそちらの方が便利です。
まとめ
ということで思いつく範囲でいくつかおすすめの書籍や動画を上げてみました。
勉強している最中はここにあげていない本や動画をかなり見ていたはずなのですが、今となって思い出せないものが多いです。
思い出したら都度この記事に追記していきたいと思います。