お盆休みに実家に帰省し、家族と1泊2日で柏島・足摺岬に行ってきました。
柏島は透き通るような綺麗な海があり、ダイバーの方たちには有名な島だそうですが、高知出身にも関わらず私は行ったことがありませんでした。
実際に行ってみると、柏島を含む高知県西部・足摺方面は波が強く、サーフィンにも適した海岸もありマリンスポーツにはいい場所のようでした。
柏島の海水浴場は波の穏やかな場所にあるのでご安心ください。
目次
高知県は意外と広い
私は高知県出身ですが、香南市夜須町というどちらかというと高知県の東よりで生まれ育ったため足摺岬をはじめとする高知県西部には行ったことがありませんでした。
上記の通り、高知県民でありながら行ったことが無い土地があるくらい高知県は以外と広い県です。西端の足摺岬から東端の室戸岬までは約240kmあり、高知~神戸間位の距離があります。
柏島
南国ICから約3時間半で柏島に着きました。
柏島がどのようなところか簡単に説明しておきたいと思います。
島の概要
① 海水浴場
島に入るとすぐに2つの海水浴場があります。写真などでよく見る橋の下あたりでもたくさん人が泳いでいました。
島に入る直前の海水浴場にはシャワー等の設備もあるため女性の方にはいいかも知れません。
食事をするところはあるのか?
現地についたのがちょうどお昼どきだったので私達家族は現地で食事をとることにしました。
橋を渡ったところにある、漁師料理を食べさせてくれる「魚ごころ」さんというお店で頂きました。
場所は上記の地図の写真だと右下の橋の下(南側)になります。
地元の方に伺ったところ、食事をできるお店はこの「魚ごころ」さんと島の方に渡ったところに「喫茶みっちゃん」というお店くらいだそうです。
※民宿を予約されている方などは宿泊する宿で食事を用意して頂けるかもしれませんので予約する際に確かめてみてもいいかもしれません。
また、栢島にはコンビニなどの気軽に買い物ができるお店は無いようでしたので、大月町に入る前くらいにどこかで食べ物や飲み物を買っておくことをお勧めします。
「魚ごころ」での食事ですが、ちょうどお昼時で15分ほど待たなければいけませんでしたが、とてもおいしかったです。
私や一緒に行った母親は「鯛丼」を頼み、嫁さんと子供たちは「鯛のカマ焼き定食」を頼みましたがどちらも最高の味でした。
お店のおばちゃんの話では注文を受けてから料理を作るのでおいしく食べられるとのことでした。
使っている鯛は地元の海で養殖している鯛を使っているとのことで、鮮度はとてもいいようでした。確かにお刺身はむちゃくちゃおいしかったです!
柏島に行かれるかたはぜひ「魚ごころ」さんで食事を食べてみてください。
混んでいる場合もあるかもしれませんのでその点はご注意を。事前に予約とか混雑具合を確認して頂いた方がよいかもしれません。
②柏島の東側の海水浴場
橋の下の海水浴場はたくさん人がいたので「魚ごころ」の方に泳げる場所が無いか聞いてみた所、島の東側であれば家族連れでも安心して泳げるとのことでした。
橋を渡って柏島に入り、右側の道路を進むと港があります。海水浴場には駐車場がありませんので皆さんこの港の駐車場に車を停めていました。※特に駐車料金などはかかりません。
海水浴場とも隣接しているので便利です。
この海水浴場は遠浅になっているので、子供達でも安心して泳げますが、砂浜から10~15mくらいのところから急に深くなっています。
海は透明度が高くとてもきれいな海です。私達はここで泳ぐことにしました。
普通に泳ぐだけでも気持ちいいのですが、この海岸には魚も結構近くを泳いでいたのでゴーグルや水中メガネなどで海の中の様子を見ても楽しめます。
私たちもゴーグルと一緒に親子浮き輪を持って行っていたので子供と一緒に少し沖の方で魚を探したりしてゆったり楽しみました。
※この浮き輪は普通の円形の雨季と違って小さい子供でも乗れるのでプールや海で水遊びするときは便利です。
イガラシ親子 浮き輪(どうぶつといっしょ) 115?×76?
- 出版社/メーカー: イガラシ
- 発売日: 2014/05/13
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
銛を使ってタコを獲っている人もいました。(スゴイ!)
2日目に行った場所
宿
土佐清水市内のとある民宿に泊まりましたが、実はこの宿がとてもひどい宿でした。
壁紙が剥がれていたり部屋の扉が無理やり引っ張らないと閉まらないなど設備がボロボロの民宿でした。
なにより対応してくれた従業員の人の態度がとても悪かったです。
恐らくその従業員はその民宿の家族の身内(主人の娘さんだと思います)の方かと思いますが、あまりにも対応が悪いので怒るというよりはなぜこんなに酷いサービスしか提供できないんだろうといろいろ考えてしまいました。
設備や宿の清掃、サービスはいまひとつだったのですが、食事はとてもおいしかったです。海の幸をしっかり使ってた料理が沢山出ていて満腹になりました。
※というか食べきれない量でした。
泊まってみて、こういった観光地の宿泊業にもいろいろと事情はあるんだろうなぁと感じるものがありました。
土佐清水市が発展するにはどうしたらいいんだろうか?
土佐清水市は漁業以外に主な産業が無い土地のようです。
周りを海と山に囲まれているためある意味閉ざされた土地です。
足摺岬があるため、観光地ではあるのですがさびれている雰囲気は有りました。
海の幸はとてもおいしく、足摺岬や海岸沿いの景色や海水浴場は観光資源としてとても素晴らしい風景ですので来た人に喜んでもらえる要素は整っているように思いました。
「この土地に足りないものは何か」を考えてみたのですが、
- 食事や買い物を楽しめる施設
- 交通アクセス
- 外部へのPR
の3つがパッと思いつきました。
食事や買い物を楽しめる施設
せっかくおいしい海の幸が提供できるのであれば食事やお土産屋さんの複合施設があってもいいのにと思いました。
1つ目玉になる施設があるだけで、うまくPR出来れば人が集まってくると思います。
関西だと和歌山の白浜に行く途中に「とれとれ市場」という海産物や土産物を扱う施設がありますが、似たような施設があると土佐清水の印象も大きく変わると思いました。