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ユダヤ式Why思考法を読んだ

ここ最近、ユダヤ人というものに興味があり時々ユダヤ人・ユダヤ教に関する本を読んでいるのですが、ユダヤ人に関する本の読書録を書けていなかったので書いておきたいと思います。

ユダヤ人のイメージ

私は歴史が大好きなのでユダヤ人という集団のことは当然知ってました。ユダヤ人のイメージというと、

といったイメージがあります。

例えばアメリカの映画とかを見ていても上記のような優秀な人、お金持ちの人という人物像で登場することが多いように思います。ユダヤ人の成功者という面と受難者という面がとても興味深い存在です。

ユダヤ人に興味を持ったきっかけ

最近になって自分のユダヤ人に対する興味が強くなってきた理由ですが、お客さんと画像処理・顔認証に関する雑談をしていて、

今の時代、顔認証はイスラエルには勝てないよ。うちで使ってる商品も顔認証はライブラリをイスラエルの会社の製品を買っているんだ。

という一言を聞いたからでした。
*1

そこから、

どうしてユダヤ人には勝てないんだろう。ユダヤ人の強さの根源は一体何なんだろう?

という疑問や興味が強く自分の中で湧いてきたのでした。

読んでみた本

ということでいくつかユダヤ人に関する本を読んでみたのですが、今回はタイトルにある通り、「ユダヤ式Why思考法」という本を読んだので読書録を書いておきたいと思います。

ユダヤ式Why思考法

ユダヤ式Why思考法

概要

実はこの本を読む前に「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」という本を読んでいました。

ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

この本はタイトルの通り、ユダヤ人の聖典とされるタルムードについてエピソードなどを交えて紹介する書籍です。
結構面白かったです。*2
著者の石角さんは日本人でありながらユダヤ教徒に改宗!?された方ということで今回「ユダヤ式Why思考法」も読んでみました。

ユダヤ式Why思考法」は、様々な問い・質問が著者から出され、それに対し「あなたはどう考えるのか?」「なぜそう思うのか?」が読者にも求められながら、「ユダヤ人はこう考える」という解説と教訓が語られるというスタイルです。

登場する質問というのはクイズではありません。どちらかというと答えのないような問いが多いように思います。
例えば、「水はなぜ透明なの?」と子供に聞かれたらあなたなら何と答えるだろうか?
というような質問が著者から投げかけられます。

著者の石角さんが訴えたいことはそれぞれの問に対して正解となる答えを期待しているというよりも、

自分の頭で考え抜く習慣を持つべきだ

ということを主張されているように全体を通して感じました。

日本批判

本書を読んでいて気になった点として全体的に現在の日本人に対する批判が多くみられます。*3
指摘の内容は確かにもっともな内容で、愛ゆえの指摘なのかもしれませんが、私には少し論点がずれているように感じる点もありました。

例えば「日本人はiphoneをなぜ作れなかったのか?」章が最後に書かれています。
iphoneににたザウルス(シャープ)を作っていた日本人がiphoneを作れなかった理由を、開発者や企業「日本社会の空気を読みすぎたためではないか」という風に分析されています。
それは確かに理由の一つとしてそのような理由はあるかもしれませんが、iphoneを作れなかったのは日本人だけではなくフランス人もドイツ人もイギリス人も中国人も同じです。ユダヤ人も作れていません。

iphoneをアップル以外のアメリカの企業はなぜ作れなかったのでしょうか。

という疑問がわきます。*4

物つくりというのは個人の才能や能力によるところが大きいのでiphoneのような一商品と日本人という集団を比較に出すのは例として説得力に書けるように思いました。

感想

ユダヤ人のものの考え方、習慣を知ることができて面白い書籍でした。

なんとなくですが、ユダヤ人に優秀な人が多い理由が分かった気がします。あと差別されてきた理由も・・・

ユダヤ人のように自分の頭で考え抜くということにこだわる姿勢は自分も真似していきたいです。

他にもユダヤ人について書かれた本をいくつか読んだので少しずつ読書録とかまとめの記事を書いてみたいと思います。

*1:たしか日本の自動車メーカーが自動運転のための認識用ソフトの自社開発を諦めたみたいなニュースを聞いたのもこのころだったと思います。

*2:今回読んだ「ユダヤ式Why思考法」の内容と少しですが被る部分もありました

*3:これは「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」でも同様でした

*4:アップル以外のアメリカ企業では日本人をたくさん雇っていたのかもしれませんね・・・