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ウイルス性のいぼを自宅で治療した

最近、子供の足にウイルス性のイボができていたのですが、病院に行かずなんとか自力で治すことができました。

写真は治りかけの子供の患部の状態です。

削った後なのでかなりきれいになった状態ですが、(写真ではわかりづらいですが)赤いぶつぶつがまだ少し残っています。
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[2017-11-18 追記]
この記事ですが、割と沢山の方に読んで頂いているようですので完治後の子供の写真を載せておきたいと思います。

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ウイルス性いぼによる赤い点々は完全になくなっています。
針で削ったこともあってか、皮膚は少し荒れていますが、イボ自体は完全に無くなりました。

自宅で治そうと思った経緯

私自身も数年前にウイルス性のイボが右足の裏にできて苦しんだことがあったのですが、病院(皮膚科)への通院を途中で辞めてから、自力で治せたことがあります。
ウイルス性のイボは一度なってしまうとなかなか治らず、結構つらいです。
今回試してみた方法でかなり短期間(1か月半ほど)でイボが治ったので、試みた方法について書いておきたいと思います。

治療の戦略

まずは、今回子供のイボ治療に試してみた方法の概要です。

  1. ヨクイニンやハトムギを飲む→体内から正常な皮膚の再生能力を高める
  2. ある程度(2~3週間)継続して飲んだら、イボを針や爪切りで削る
  3. 削った患部を消毒する
  4. 1~3を繰り返す

準備する物

針・爪切り

上記の2にある、イボを削る際に使います。

イソジン軟膏

ウイルス性のイボは文字通り体内にウイルスが侵入し細胞に感染するため、皮膚が硬くなったりするそうです。なので患部にウイルスを近づけないことが大切です。

イソジン軟膏は消毒・殺菌成分が含まれており、イボの患部に塗っておくと効果があるそうです。

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そういえば、イボとは関係ありませんが中学生の時にニキビにうがい薬の方のイソジンをつけていたら数日でニキビが治っていました。イソジンは殺菌効果が高いのかもしれません。
*2

イソジンの欠点は、肌に塗ると黄色くなってしまうことと、塗った薬が布団等についてしまうことでしょうか。

今回子供のイボを治療する際には患部にイソジン軟膏を塗って、そこに絆創膏を張るようにしました。絆創膏を張っていれば布団や床を汚さなくて済みます。

ハトムギ

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上記のヨクイニン成分が含まれるハトムギ茶はイボや皮膚のターンオーバーに効果があるといわれています。
こちらもドラッグストアの漢方のコーナーとかで売られています。

ヨクイニン

ハトムギに含まれるヨクイニン成分を抽出したタブレットです。

ドラッグストアの漢方やサプリメントのコーナーで売っています。
商品によっては、年齢制限がある場合もありますのでお子さんに飲ませる場合は注意が必要です。

今回は子供でも飲めるクラシエの商品を飲ませてみました。

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今回、子供にはヨクイニンと合わせてハトムギ茶も飲ませていました。
ハトムギ茶は麦茶の仲間なので飲み物として飲む分にもおいしく飲めます。

サプリやハトムギ茶は飲み続ける必要がある

サプリやハトムギ茶は飲み始めてすぐに効果は出ないようです。私も2~3か月飲み続けて気が付いたらイボが小さくなっていたという感じでした。

サプリやハトムギ茶は普通にお肌にいいそうなので、イボ治療に関係なく飲み続けてもいいかもしれません。私も子供のために買ったハトムギ茶をかなり飲むようになりました。

具体的な手順

サプリ・ハトムギ茶を飲む

買ってきたヨクイニンやサプリ、ハトムギ茶を継続して飲むだけです。
ハトムギ茶は普通に麦茶として飲めるので子供でも問題ありませんでした。
今回買ったヨクイニンタブレットは毎食毎に飲むものでしたが、うちの子供は時々飲むのを忘れているようでした。

イボを削る

ヨクイニン・ハトムギ茶を飲み始めてから2週間ほどしてからイボを削りました。
削るまでに2週間待つ理由は、ヨクイニンやハトムギの効果はすぐ出ないのである程度期間をあけた方がよいという私の考えからです。
※これは、医学的な根拠があるわけではありません。

削るといっても針でほじくって出血して赤くなったイボをえぐり出すという感じです。
注意点として、針をよく消毒しておく必要があります。私はコンロで炙って傷薬で消毒してからイボをほじるようにしました。

消毒する

赤いぶつぶつ部分を削った後は患部にイソジン軟膏を塗って消毒し、絆創膏で保護します。
イソジン軟膏は黄色のクリーム状の薬ですのでそのままだと布団や床が汚れてしまうということもあります。

消毒を怠るとイボがかえって広がる可能性があると思いますので注意してください。

削るのは3~4日ほど間隔を空けました。削るたびにウイルス性いぼの赤いぶつぶつが減っていることが確認できました。

病院での治療の場合

ウイルス性のイボができた場合、病院での治療は、恐らく液体窒素でイボを焼いての治療になると思います。

私も数年前に病院に通院した経験があります。

「焼く」というだけあって結構痛いです。しかし大人であればまぁなんとか我慢できない痛みではなかったと思います。
焼いている時よりはむしろ、治療後から1~3日間が痛く、それから痛みが少しずつかゆみに変わっていきます。

焼くときより痛い「削る」治療

私の場合、焼いてから1週間~2週間程度経ってからまた通院していました。
たしか歯医者さんのように1週間ペースで予約を入れるよう病院から求められたと思います。

この時、再度イボを焼く前に、前回焼いた部分の皮膚をナイフのようなもので削られます。

削る理由は、焼いた部分は固くなって他の部分より盛り上がってくるので削らないと再度液体窒素で焼くときに効果が出ないためです。

この「削る」治療が無茶苦茶痛かったです(涙)

イボというのは皮膚の奥の方に芯があるのですが、芯はかなり堅くなっており押すと神経に触れて痛みを感じます。

削るときは皮膚に圧力がかかるのでかなり痛みを伴いました。
また、液体窒素で焼いた皮膚は固くなっているので簡単には削れないようでした。

削ってくれる看護師さんにも上手下手があるようで、丁寧に削ってくれない看護師さんだととても痛かったです。

あまりの痛さに途中で通院を辞めた

毎週のようにこの痛みに耐えないといけないというのはかなりつらい経験でした。
また上記の通り焼いてから数日は患部の痛みで歩くのも変な感じになってしまいます。

2か月ほど通院していたのですが、なかなか治る気配がなく、看護師さんの「削り」が少し乱暴なときがあったので、皮膚科に通うのはやめてしまいました。

実は、通院をやめる少し前からヨクイニンを飲んでいて、通院をやめてから自分で針でいじくったりしていたのですが、2週間程して少しずつイボが小さくなり始め、さらに数週間で完全に治りました。

子供の病院に連れて行かなかった理由

私自身にこのような経験もあったので、今回子供の足にイボが見つかった時、病院に行かずに治せないだろうかと考えました。
ネットで調べてみると痛くない治療法もあるそうですが、小さい子供を頻繁に子供を病院に連れていくのも大変です。また評判のいい皮膚科は人気で、診察のためにものすごく行列ができていたりもします。

自分で治療する場合、下手をするとかえってイボが広がってしまう可能性はあったのですが、キチンと消毒すれば大丈夫だろうという考えて自力での治療を試みてみました。

どうしてイボができるのか?

子供も、私もそうでしたが、足の裏のイボは気が付くとできていることが多いです。
そもそもイボはどうしてできるのでしょうか。
皮膚科のサイトなどではウイルスが細胞に感染してなることが解説されています。

私の場合、後から振り返って分かったことですが、足に合わないきつい靴を履いたことが原因だったと思います。

その当時、買った靴が少しきつかったのですが、我慢して数か月履いていると、ある日右足の指の下、横幅でいうと真ん中くらいの位置に魚の目ができていました。恐らくきつい靴によって前後左右から締め付けられたしわ寄せがきていたんだと思います。

今回の子供の場合も、履いていたサンダルが少し足に合っていなかった可能性があります。

足に負担をかけるという意味では、(いぼや魚の目は)男性よりもハイヒールなどを履いたりする女性がなりやすいのかもしれません。

お風呂あがりにときどき自分で足裏マッサージをするなどして異変がないかチェックしておくといいかもしれません。

まとめ

イボやタコ、魚の目といった皮膚のトラブルは頻繁になるものではありませんが、一度なると完治するまでに時間がかかります。

きちんと皮膚科に通院して治療するのが当然ベストですが、治療法によっては痛みを伴いますし通院したからと言って必ずしも早く治るというわけでもありません。また治療が長期戦になるため通院費もトータルで見ると意外と安くないです。

今回の記事で紹介したようなやり方以外でも自力でこういった皮膚のトラブルを治している人もいらっしゃるようですので、同じように悩まれている方のご参考になれば幸いです。

ただし、ヨクイニンやハトムギ茶の効果は個人差があるそうですし、今回子供にできたイボは比較的小さかったということもあるとは思います。私自身はもちろん皮膚科医でもなんでもありませんので、あくまで参考情報として読んで頂ければ幸いです。

書いておいて言うのは変ですが、イボになられた方は、やはりまずは信頼できる皮膚科のお医者さんに見て頂くのが安心かと思います。

*1:記事を書こうとは思っていなかったこともあり治療前から写真はとっていませんでした

*2:先日かかった皮膚科の先生もイソジンは殺菌効果が高いと太鼓判を押していました