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「保険の窓口」に行ってきた ~その1~

現在進行中ですが、加入していた保険を見直すために保険の窓口に行ってきました。
保険については私自身分からない事が多くて、色々調べたり悩んだりしているところで、いろいろと考えさせられることもあり、同じような方の何かの参考になればと思って書いておこうと思いました。

先に触れておくと、この記事では保険会社などについて実名を挙げて書いていますがその会社の非難したいという意図ではありません。

保険業界について、一般消費者から見て、透明性が確保されておらず、何が真実なのかが分かり辛いと思うことが多く、正直不信感もあるので、業界の健全化・透明化を願って実名で書かせて頂いております。

「保険はお守りみたいなもの」とよく言われますが、保険業界が健全に発展し、将来を考える人々の心のよりどころになるような業界になって欲しい(というかそうあるべきだ)と私は考えております。※基本的には消費者としての主観で書いておりますが、もし事実と異なる点があれば訂正致します。
長くなったので、この記事だけでは書いておきたい事を書ききれませんでした。続きはまたそのうち書きたいと思います。

■目次

背景

そもそも保険の見直しをしようと思ったきっかけとこれまでの保険の加入状態について書いておきます。

見直しのきっかけですが、今年(2016年)に5月に家を購入した際に仲介業者の方に、

「家の購入と合わせて保険の見直しをされる方が多いですよ」

と話を聞いたからです。

家はローンで購入しており、それまでは賃貸物件に住んでいたのですが、家賃より毎月のローン支払金額が2万円ほど高くなるため、支出のうち見直せるところは見直す必要が出てきたというのが背景です。

家を買うことは一種の保険にもなる

住む場所と保険というのはつながりのあることですので少し触れておきたいと思います。

家に関しては「賃貸か持ち家か」という議論がよくありますが、その際になぜかほとんど語られていませんが、家を買うことは保険としての意味もあります。

どういうことか言いますと、住宅ローンに加入する際に、

「世帯主が死んだ場合、家賃の支払いが免除される」

という保険に加入します。※団体信用生命保険というやつです。

というか現在の私が組んでもらったローンですと、強制的に入らされるケースが多いようです。※更にがんになった場合や、重症のケガをした場合といったオプション(特約)もつけることができます。
一般的に家を買うのは結婚したり、子供ができてからというタイミングで購入する事になると思いますが、こういった保険の話はあまり「賃貸か持ち家か」の議論で語られているところを見たことがありません。

結婚して、子供がいる家庭で世帯主(旦那さん)が死んだ場合、翌月からの家賃は奥さんが支払う必要があります。

で、万が一の場合に賃貸物件に住んでいた場合、家賃が支払えなければその物件から出ていかなければなりません。

近くに実家や親せきが入れば何とかなるかもしれませんが、それでも引っ越しや子供たちが転校になったりと生活環境が変わるため大変です。

一方で、持ち家だった場合はどうかというと、旦那が死亡した時点で住宅ローンの支払いは免除され、家はそのまま奥さんの所有物になります。
※毎月決まった家賃を支払う必要はなくなります。

そういう意味では扶養家族のいる家庭にとっては、家を買うことは家族に対して保険をかけるという事にもなります。

ただし、固定資産税や10~20年に1回程度必要な修繕費など家を所有することによる負担が増えるため一概に持ち家の方がいいとは言いきれない面もありますが、

転職や転勤がなく、長くその土地で住むと決めている場合は家を買った方がよいだろう

というのが私の今のところの結論です。

まだ引っ越しで消耗してるの?

私の場合出身が高知県で、しかも長男なので、成人してからも実家の家族からは、

「さっさと高知に帰ってきなさいよ」

という強い圧力がずっとかかっていました。

実際、妻と子供を連れて実家に帰ったこともありましたが、色々とあって結局関西に住んでいます。
高知という土地はプログラマーという職業でやっていくにはあまりにもアレな土地なんです。

そういう経験もありますので、

高知最高ウィー!
まだ東京で消耗してるの?

みたいなノリの人が、高知への移住をあおるのは、正直私としては複雑な心境です。

そもそも移住を勧めるのであれば、絶対的に雇用が必要になると思いますが、そういった面を考慮せずに高知最高とかいうのは無責任じゃないかなと思います。

実際は私は生まれてから18歳まで高知に住んでたんですが、あのブロガーが煽るほど住みやすくていい所じゃなかったよ。

いろいろ問題とか抱えながら、みんな一生懸命生きてるんだよ。気安く高知最高とかやめてくれよ。


とまぁ関係ない話も飛び出しましたが、そういった事情もあり現在に至るまで定住していなかったので引っ越しに使った費用は軽く100万円を超えており、住むところは早めに決めておけばよかったと後悔しています。

これまで加入していた保険について

背景となる身の上話で話がそれましたが、私のような経験をされている方(特に地方出身の方で)は他にもいらっしゃるかもしれませんのでそういった方に「うんうん、お前も辛かったんだな・・・(涙)」と共感して頂ければと思います。

さて、保険の方に話を戻しますと、これまではJA共済終身保険医療保険に入っていました。

JA共済に入っている理由は単純で、

「自分の姉がJAに勤めていたのでまぁ家族の義理で」

という身もふたもない理由で加入しておりました。

JA共済の保険内容に関してはあまり不満は有りません。
実際、過去にケガをして手術を受けたときにも、しかるべき書類を出すときちんと保険金を支払ってくれたので非常に助かりました。

「だったら見直す必要はないじゃないか」

ということなのですが、数年前に姉はJAを退職してしまい、今まで姉を通して気軽に相談などをしていたのですが辞めてしまったことでそれができなくなりました。
JA共済は窓口に行けばきちんと対応はしてくれるのですが、窓口は平日9:00~17:00のみしか開いていなくて要するに、
普通に仕事している人が行こうと思うと仕事を休まなければいけないのです。

ちょっとした手続きや相談をするのにも仕事を休まないと何もできないというのははっきり言って保険のような対面で話をする必要がある業種としては問題があると思います。
まぁその辺は、JAというだけあって農家の人が入ることを前提にしているためか、私のように営業時間のことで文句を言う人がいないのかもしれません。
なんにせよ、平日の9:00 - 17:00 の間だと気軽に窓口にはいけないし、万が一の場合にもそんなお役所的なノリで仕事されるのはちょっと・・・ということで保険を見直したいと思いました。

保険の営業は気軽に辞めてはいけない?

姉ちゃんとは仲がよくて、辞めたことを恨む気持ちなどは微塵もないのですが、辞めたことでいろいろと不便になったことは事実で、困ったなぁ~という心境でした。

私の場合、辞めたのが姉なので「まぁしょうがないか・・・」で済むのですが、一般的な保険の販売員や代理店の人から契約した場合は気軽に辞められると結構困るというかトラブルになったりするんじゃないでしょうか。
JA共済さんの名誉のために補足しておくと、窓口の対応などはとても丁寧で特に問題ありませんでした。きちんとされていると思います。保険の内容も親身になってアドバイスしてくれます。

ただただ平日の9:00~17:00しか窓口が空いていないというのは恐ろしく不便で不親切と感じるだけなのです。

「平時」における保険の効用は何か?

当たり前のことですが、保険というのは加入してから基本的にお金を払い続けるだけで、万が一のことがあった時に初めて保険金を請求するわけです。
消費者からすると、サービスに対して対価を支払っているにも関わらず、日常的には何一つサービスの効能を受けていない訳です。

担当者とも基本的には契約してからは連絡を取り合うこともなく年に1回、(年払いの場合)

「よぉ元気か!?今年も支払の時期がきたぜ、口座から引き落としあること忘れんなよ」

とハガキが来ることと、年末に

「あんたが保険料を払ったことを証明してやるよ。年末調整にでも使えや!(おっと、これ無くすなよ。じゃあな!)」

と、同じくハガキが来るだけです。

丁寧な担当者の方だと年賀状を下さったりすることもあるかもしれません。


それ以外に保険という商品を実感するのはせいぜい契約時に受け取った「保険証書」という紙切れを眺めて

「へぇー俺が死んだら〇〇〇〇万円入るんだ~すげーや!」

と感傷に浸るくらいしかないわけです。(その保険の証書も本棚や金庫に置いておいて日常的に見るものではありません)


なので担当者が辞めたり変わったりする際にきちんと対応してもらえないと、

「こっちは金払ってんのになんだその態度はゴラァ!」

「こんないいかげんな奴らを信用して大丈夫だろうか?本当に保険金を払ってくれるんだろうか?」

みたいな気持ちになってしまいます。

これは、保険という商品が抱える1つの課題で、この問題に各保険会社がどう向き合うのかが私の気になるところでした。

保険の窓口に行ってみた

現在進行形で、かつまだ2回しか窓口に行っていないですが、今のところ丁寧に対応してくださっています。

土日は窓口に来られる人が多いみたいで、ブースは満席で、予約の時間の少し前に着いたのですが、担当者の方はまだ前のお客さんとお話しをされていました。
この光景1つを見ても土日に営業をしていない保険会社というのはアレだな・・・という気分になります。

加入した保険の担当者は誰になるのか?

私は子供たちの学資保険としてソニー生命の学資保険に加入しているのですが、加入した時の担当者の人は非常に失礼な(偉そうな)感じの人でした。
あまりに失礼な態度だったので妻がブチ切れて担当者を変えるようにソニー生命に依頼して担当者は変わりました。
一応ソニー生命の名誉のために補足しておくと、現在担当してくださっている方はとても丁寧な方で、担当者の変更に関してもきちんと対応してくれたように思います。
※まぁ実際のところ保険の営業マンもピンキリというところでしょうか。


そいうことがあったので保険の窓口で保険に加入した場合、

「加入した保険の担当者は誰になるのか」

を訪ねてみました。

答えですが、
「保険の窓口経由で契約した場合、保険会社の特定の営業マンや担当者がつくのではなく、保険の窓口自体が担当者というか受付をしてくれる形になるそうです。

私の感想としては、

「なるほど、正解ではないけどまぁ間違いでもないのかな」

ちなみに私の求める正解(理想的な保険の担当者像)ですが

「加入した保険について一生責任をもって担当してくれる人」

が正解なのですが、まぁ現実的にはそういう人はいないと思います。

保険の窓口のように、

  1. 会社として対応する。
  2. 土日も営業している。

というのは、保険の窓口の担当者次第ですがまぁ悪くはないのかなと思いました。

相談内容

保険の窓口では訪問すると、希望の内容を聞いた上でまず保険の仕組みについて説明を受けました。

の基本的な3タイプについてそれぞれの特徴などを丁寧に説明して貰えました。

私の場合不勉強の為そもそもこの辺のことからよく分かっていないこともあったので、そういう意味では窓口に行くだけで勉強になるのでよいかもしれません。
※保険の窓口は原則として相談は何回言っても無料だそうです。

具体的なプランの検討

私の場合、生命保険と医療保険について見直しの相談をしているのですが、
まずは生命保険について上記の説明を受けた後、現状の保険の加入状況や家族構成などを踏まえてどういった保険に入るべきかなどを具体的に数字に落とし込んでくれます。
例ですが、

・子供が3人で、全員私立大学に行かすなら○○○○万円かかるよ
・万が一死んだら奥さんと子供達は生活していくのに毎月〇〇万円くらいはかかるよ
みたいな話です。こういうシミュレーションって普段自分ですることはないので具体的に数字を把握するというのにはいい機会になります。
(子供を大学まで行かせるとなるとやはり莫大なお金がかかるらしく、金額を聞いていると頭がクラクラしてきます。
いっそ今すぐ死んで残った家族には「その生命保険で頑張ってくれ・・・それじゃ。」って心境になります)

といった内容を考慮して、具体的に数字を出してみて今の保険が妥当かどうか、見直す際にはどういった保険を組むべきかといったアドバイスをしてくれます。

だらだらと書いていると長くなってった・・・

ちょっと内容長くなって疲れたので今日はこれくらいにして続きは近いうちに~その2~として別途書きたいと思います。

書き終えてみると「背景」の方が長いし、保険と直接関係ない内容になってしまいました。

まぁ現在進行中ですし、次はもう少し具体的な話をかけたらと思います。

とりあえず保険業界について勉強してみようと今の所、

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)

を読んでみています。

ライフネット生命の出口さんはいろんなところで精力的に活動されていらっしゃるようで、発言や考えていらっしゃることは健全だなと思います。

でもネットの評判とか見ているとライフネット生命ことを悪く書いてあったりする人もいて、そういうのがあると何が正しいのかますます分からなくなってきます。

上記の「生命保険はだれのものか」では、保険商品が複雑化したことが保険金の未払い問題などを生んだ原因の1つだと書かれていました。

読み終わったらこの本の感想も書いてみたいと思います。